2024-01-01から1年間の記事一覧

露月町

「勘平の死」:和泉屋の女房の兄である大和屋十右衛門は、芝の露月町で鉄物屋を営む。 「三つの声」:平七は露月町に住む。 「少年少女の死」:五兵衛は芝露月町の山城屋から水出しをもらう。 ゆで太郎(青い看板)の前の国道15号線の辺りが露月町。現在の新…

高輪の海

「熊の死骸」で、半七は備前屋の娘が殺され高輪の海端で発見されたと聞き、調査を引き受けた。 「少年少女の死」で、由五郎の女房(お花)は高輪の海に飛び込む。 高輪の海岸の石垣。現在の高輪二丁目交差点付近。

小川町の歩兵屯所

「歩兵の髪切り」事件の現場。この屯所は、土屋采女正と稲葉長門守の屋敷を取り壊して作られた。 現在は神田小川町一丁目8番付近。この辺りは稲葉長門守の屋敷を壊した歩兵屯所。 現在は小川町二丁目4番付近。この辺りもまだ、稲葉長門守の屋敷を壊した歩兵…

南町奉行所

「少年少女の死」で、七月八日頃に被害者側の由五郎、五兵衛と女房のお作は家主に付き添われ、月番の南町奉行所に呼び出される。 その後、盂蘭盆過ぎに、加害者側の山城屋の女房のお菊と女中のお咲も呼び出された。 現在のJR有楽町駅、中央口改札の近くにあ…

高輪の北町

「大阪屋花鳥」:半七は徳次の指示で、高輪の北町に住む半介を探りに行く。 高輪北町。現在の高輪三丁目19番辺り。

高輪の大木戸

「三つの声」では、庄五郎、藤次郎、平七が七ツ半までに高輪の大木戸で待ち合わせることになっていた。 「張子の虎」では、半七は(高輪の)大木戸近くの海辺の茶屋で、お定と吉助が話すのを盗み聞く。

日野宿東口跡

「二人女房」では、しん吉とお八重が暗闇祭りに乗じて府中から日野宿まで逃げる。 「狐と僧」では、半七と英俊らが英善を追って甲州街道を下る。 いずれにしても、日野渡船場で船を降りた後、ここから日野宿に入っただろう。 新奥多摩街道入口交差点付近に建…

神田三河町

半七親分の家は神田三河町。現在の千代田区内神田一丁目、神田司二丁目あたり。 神田三河町一丁目 現:内神田尾嶋公園付近 内神田尾嶋公園 神田三河町二丁目 現:内神田一丁目10番辺り(あつんこパン) 神田三河町三丁目 現:神田司町二丁目(NECPF)辺り 神田…

日本橋

半七は、「異人の首」「蟹のお角」で横浜へ行く。「山祝いの夜」では箱根へ行く。 東海道の、旅の起点は日本橋。 日本橋

一つ目の橋

「薄雲の碁盤」:万力は一つ目の橋の上でお俊の喉を絞め、この橋のきわで引越しの手伝いの人に「お俊はもう駒形へ行っている」と告げた。 一之橋:竪川にかかる橋。

屋根屋新道

「広重」:藤倉軍右衛門(黒沼家の用人)が訪ねた八丁堀同心、小山新兵衛の屋敷がある。 現在の八丁堀三丁目付近。

京橋東仲通り

「仮面」:伊藤という道具屋がある。

柳橋

両国広小路からすぐ近く。神田川と隅田川が合流するあたりにかかる橋。 両国広小路から柳橋を渡ると、柳橋地区。 「お照の父」の新兵衛は柳橋に芸妓屋を開いている。 橋の装飾は芸者さんの街らしく、かんざし。 両国橋と隅田川(大川)は目と鼻の先。 「薄雲…

柳橋地区

「お照の父」:芸者お照と、その妹分のお浪は柳橋芸者。慶応元年五月二十八日の午過ぎに、柳橋に住むお浪が半七の家に駈け込んできた。新兵衛(お照の父)は、柳橋に芸妓屋を開いていた。 「薄雲の碁盤」:天神橋の袂で行き合ったお蝶と小三、問題となるお俊…